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ツェル・アム・ゼーは、ツェル湖畔に面した風光明媚な保養地です。ザルツブルグより1時間40分
 インスブルグより2時間(ともにIC利用)です。
私達は、ホーエ・タウエルンHohe Tauernの谷筋を見ようとリエンツよりマトライ経由のMitterstill(788m)行きのバスに乗り、そこから鉄道を利用しツェル・アム・ゼーへ来ました。
狭い、奥深い谷を想像したのですが、幹線道路で道幅も広く整備され、快適なバス旅行となりました。
外の景色も、谷間越しにホーエ・タウエルン山群も見られ、変化のある移動でした。
たまたま当日は、日曜日だったためサンデイチケットで格安のバス代金で1時間30分位乗って2人でなんと4ユーロでした。

ツェル・アム・ゼーへは保養目的の外国人の訪問が多く結構賑わう町です。
又日帰りでグロースグロックナーを観光するには丁度良い距離にあるため、観光客も多いようです。
ツェル・アム・ゼーの湖畔に沿って公園になっており、ボート乗り場等が有り、湖畔のあちこちで日光浴を楽しんでいる人達がいます。
町の中心は教区教会付近の広場です。広場には郷土博物館となっているフォークト塔が有ります。こじんまりとした落ち着いた町です。
さすが保養地だけあって、観光客も多彩でヨーロッパのみならず中近東の人達も沢山来ていました。但し東洋人は余り見かけませんでした。

このツェル・アム・ゼーの麓より、ロープウエーでシュミッテンヘーエへ登るのが一般的ですが、私達は、ツェル・アム・ゼーの南湖畔にある町SchuttdorfのキャビンAreitbahn lでAreit(1400m)に上がり、そこからシュミッテンヘーエSchmittenhohe(1965m)へ登る事にしました。
Areitからは、左にキッツシュタインホルンKitzsteinhorn(3203m)の雄姿が見られます。ここから山頂までは一面の草原で頂上にあるキャビン駅を見ながら600m位の標高差を登ってゆきます。
登り終わると反対斜面にホーエ・タウエルン山群が視界に飛び込んできます

頂上からの眺望は素晴らしくホーエ・タウエルン山群の白き峰々が谷越しに一望できます。
キッツシュタインホルン3203m、ホーヘル・テン3368m、グロース・ヴイースバッハホルン3564m、等々3000m級の山々、その背後にはグロースグロックナー3564mが天に向かって突き出ており、東チロルの3000メートル級の山々のオンパレードです。 
シュミッテンヘーエの山頂は高原状になっており、そこから幾つかのトレッキング・コースがあります。
ホーエ・タウエルン山群を眺めながら、なだらかな高原を歩いて行くと、山歩きの楽しさがしみじみと感じられ何か贅沢な気分になりました。
帰りは山頂よりSchmittenhohebahnでツェル・アム・ゼーへ降り、バスで湖畔の町まで行きました。


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